地域観光資源の多言語解説整備支援事業

専門監修者として準備完了

観光庁による地域観光資源の多言語解説整備支援事業の各地でのスタートに向けて、ジャパン・インバウンドは即対応可能となる準備を完了しました。観光庁が発表した「文化財多言語化ハンドブック」や「多言語解説整備を行うために必要事項を整理したスタイルマニュアル」を駆使し、「多言語解説整備を行うために必要事項を整理した用語集」を翻訳メモリソフトに登録し、直ぐ使えるようにしました。

ジャパン・インバウンドは多言語解説のライティングと専門監修に対し抜群の技能、知識と経験を持っています。観光庁の広域周遊観光促進のための専門家派遣事業の専門家として、日本各地に派遣されており、表記・表示、遺産などに関するコンサルティングを行っています。熟練の翻訳者としてプロ向けの翻訳メモリを使って日本各地の観光コンテンツの翻訳を担当しています。また、四国の最大の情報源ShikokuTours.comや他の観光サイトの取材とライティングを行っています。

観光庁が発表している昨年度の成果物の中で、香川県のコンテンツが訳されていますが、ミスが目立ちます。例えばこの文章では「酒蔵」(sake brewery)は「酒の在庫」(sake stock)や「酒の倉庫」(sake storage house)として誤訳されています。

The origin of Seishu Kinryo sake dates to 1616. In that period there were several sake makers. One of these was Tsuruhaya, followed by Haneya who changed the name of the sake to Tsurutaya. The sake stock of this sake maker was later bought by the eighth generation Nishino Kaemon in 1789, at the end of Edo era. This was the birth of the refined sake, Kinryo. There were three sake storage houses in the Kotohira headquarters. One of the storage houses is called Dainiko (second storage house), which faces the main street.

清酒金陵の起源は 1616 年に遡る。当時、何軒か酒屋があったが、そのうちの一つが鶴羽屋で、それを引き継いだ羽 屋が酒の銘柄を鶴田屋に変えた。この酒屋の酒蔵が江戸末期の 1789 年に 8 代目西野嘉右衛門によって買収され、 銘酒金陵が誕生した。 琴平本店には3つの酒蔵があった。そのうち大通りに面していたものが第二庫(第二酒蔵)と呼ばれた。

また、「brewery」を使う際に余計な「making」の言葉を入れています。

In this lovely old building with it is original white walls, you can enjoy the atmosphere of an Edo-period sake making brewery.

白い壁の趣あるこの建物では、江戸時代の日本酒醸造所の雰囲気を楽しむことが出来ます。

うちわの話しでは、この不自然な文章があります
「You can design your own fan in a fan-making experience.」。
これは「うちわづくり体験」の直訳ですね。自然な英語に直すと
「You can take part in a workshop to create your own fan.」
になります。これで外国人に違和感を感じさせません。

翻訳や取材とライティングをジャパン・インバウンドに依頼していただければ、効率よく対応し、観光庁が定める基準に沿って間違いのない文章を納品します。

お気軽にご相談ください。
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