にし阿波のファムトリップで通訳

9月、ジャパン・インバウンドのロッド・ウォルターズは、徳島県に拠点がある東亜トラベル様からの依頼で、徳島県のファムトリップに通訳者として採用されました。ウェブ、新聞、動画のインフルエンサー3人に3日間同行し、徳島県が進めている「ワーケーション」と「サテライトオフィス」の現場を訪れました。

「ワーケーション」と「サテライトオフィス」は、より良いワークライフバランスを目指しています。
「ワーケーション」は「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」の造語で、バケーション感覚で行楽地に滞在し働くことを表します。「サテライトオフィス」とは、都市に本社がある企業がいくつかの機能と従業員を地方に移すことを表します。この2つの取り組みにより、徳島県は交流人口の増加と戦略的な情報の流れを作ろうとしています。外国人インフルエンサーを呼び、海外のワーケーションとサテライトオフィス客を誘致することにより、この効果をさらに広げる狙いです。

とてもタイトなスケジュールで、「にし阿波」の各地にあるコワーキングスペース、行楽地、遺産を回り、行政、民間、メディアの関係者とヒアリングと交流を行いました。オーガナイザーの東亜トラベル様から下記のフィードバックがありました。

「にし阿波の知識を元にした正確な通訳を高く評価します。他の人では、この役割を果たせなかったと思います。また、にし阿波の関係者との個人的な良い関係により、関係者から有効な裏話を引き出すこともできました。インフルエンサーたちの面倒を見て良い雰囲気を作ってくれたことも感謝します。あなたがいなければ、事業は成功しなかったでしょう。今後も、インバウンド事業を一緒に取り組みたいと思います。」

この事業の参加により、ジャパン・インバウンドが運営するShikoku Toursにも参考となる情報を得ることができました。今後、徳島にインバウンド客を紹介するように積極的にその情報を活かします。

写真:乾 亮太